主な研究主題「柳田國男研究」
柳田國男研究に関する活動
活動内容
- 柳田国男研究会会員
故後藤総一郎明治大学教授により1972年に発足し、発足時から会員として活動に関わる - 常民大学運営委員
全国に10団体ある、後藤総一郎によって創設された地域において柳田学を深化していくグループ - 柳田国男の会
年に1回集まり柳田研究の成果を交流する研究の会へ毎年参加(2023年現在休止中) - 『柳田國男全集』編集委員
柳田論文や資料の発掘、解題執筆、書簡編編集、および新年譜補遺作成にむけての作業 - 日本地名研究所『地名と風土』編集長
編著
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2019年
「柳田国男年譜」(『柳田國男全集』別巻1)筑摩書房
編共著
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2022年
『柳田國男直筆 原本 遠野物語』(岩波書店)
共著
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1975年
『柳田国男の学問形成』白鯨社
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1988年
『柳田国男・ジュネーブ以後』(年譜のなかの柳田国男伝(上)/資料解説『青年カ-ド』)三一書房
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1995年
『柳田国男をよむ』アテネ書房
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1996年
『犯罪の民俗学 2』(『遠野物語』における犯罪と民俗)批評社
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1996年
『柳田国男・ジュネーブ以後』(年譜のなかの柳田国男伝(上)/資料解説『青年カ-ド』)三一書房
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1997年
『柳田國男事典』勉誠社
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1998年
『柳田国男・ことばと郷土』(年譜のなかの柳田国男伝(下)/資料解説)岩田書院
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2000年
『柳田国男・民俗の記述』(資料解説)岩田書院
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2016年
『地域に根ざす民衆文化の創造ー「常民大学」の総合的研究』(北田耕也監修)藤原書店
解説・註釈
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1991年
『火の昔』海鳴社
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1992年
『新文芸読本 柳田国男』河出書房新社
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1992年
『口語訳 遠野物語』河出書房新社(2013年再刊。2014年文庫化
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2021年
『民俗地名語彙事典』(松永美吉)ちくま学芸文庫
論文
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1975年
「花袋・独歩・藤村と柳田」(『伝統と現代』34号)
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1979-80年
「柳田国男の青春1〜4」(『伝統と現代』61〜64号)
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1982年
「初稿本『遠野物語』の問題」(『国文学』27巻1号)
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1987年
「柳田国男おじいさんの『毎日小学生新聞』メッセ-ジ」(3/2~3/31)
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1994年
「野に生きる 水野葉舟論序説」(『伊那民俗研究』4号)
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1996年
「野に生きる 水野葉舟論(上)」(『伊那民俗研究』6号)
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1997年
「野に生きる 水野葉舟論(下)」(『伊那民俗研究』7号)
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2002年11月
「佐々木喜善と水野葉舟」(『遠野物語研究』第6号)
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2002年12月
「『柳田国男全集』新年譜作成についての視点ー年譜から何を読み取るかの問題提起にかえてー」(『柳田国男研究論集』第1号 )
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2007年1月
「柳田国男の抒情詩(上)」(『常民大学紀要7 後藤民俗思想史の継承と新たな展開・続』)
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2009年6月
「自然主義文学と『遠野物語』」(『近代日本への挑戦 遠野物語と21世紀』三弥井書店)
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2011年3月
「「平地人」とはだれかー『柳田国男全集』年譜作成作業からの検証ー」(『伊那民俗研究』第18号)
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2012年3月
「「平地人」とはだれかー『柳田国男全集』明治四十二年新年譜から」(『遠野学』創刊号/遠野文化研究センター)
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2013年4月
「「平地人」とはだれかー『柳田国男全集』明治四十三年新年譜から」(『遠野学』第2号/遠野文化研究センター)
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2014年5月
「柳田国男新年譜作成作業と『故郷七十年』ー年譜新事項と「故郷七十年」校正原稿資料」(『伊那民俗研究』第22号)
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2015年11月
「柳田国男年譜に見る地名への視座ー柳田国男・山口貞夫・松永美吉を結ぶ線」(『地名と風土』第9号/日本地名研究所)
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2019年3月
「『遠野物語』と遠野郷民俗の間ー地名と人名の内容項目分類でみえてきたこと」(『地名と風土』第13号)
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2019年3月
「新渡戸稲造と柳田国男」(『新渡戸稲造の世界』第28号)
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2020年3月
「柳田国男ゆかりの富山の土地と人」(『地名と風土』第14号)
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2021年4月-6月
「「柳田国男年譜」作成の現場から(上中下)」(『日本古書通信』通巻1101号〜)
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2022年3月
「柳田学と後藤民俗思想史をつなぐ ー『信州随筆』と『遠野物語』を中心にー」(『伊那民俗研究』第29号)
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2022年3月
「谷川健一と後藤総一郎 ー並走する日本地名研究所と常民大学ー」(『地名と風土』第15号)
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2022年6月
「謎解き「原本 遠野物語」」(『現代思想』7月号)