㋅15日、山田町の長根勝さんからお電話いただきました。
99話の三陸大津波から130年目にあたるので、取材を受けたとのことでした。
お母さんから、「先祖の話が『遠野物語』に出ているから、読んでみて。」と『遠野物語』
を渡されたのが二十代のころと言います。
そのお母さん、享さんも「3.11」で流されてしまい、未だご遺体も見つかりません。
それまで集めていた長根家の資料もすべて流され、勝さんはもう一度長根家の歴史を
調べ直しています。
それによると『遠野物語』99話だけでなく、喜善の理解や葉舟の聞き書きの背景が、
目の前のどうしようもない悲劇との折り合い方や、今後に起こるだろう災害を少しでも
減らそうとする減災への覚悟のもちようとして見えてきます。
勝さんには、いつか近いうちに、こちらでやっている『遠野物語』の講座に来ていただきたいと
お願いしています。
その時には、またお知らせいたします。