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『柳田國男の歩いた武蔵野』(立川柳田国男を読む会編)が刊行されました。

柳田の歩いた武蔵野 写真

『柳田國男の歩いた武蔵野』(けやき出版)

常民大学のなかまのひとつ、立川柳田国男を読む会の方々の手による『柳田国男の武蔵野』(三交社)の続編とも言える『柳田國男の歩いた武蔵野』(けやき出版)がでました。

私も、学習会や講演会から協力させてもらっていて、私が注目していた柳田を囲む座談会「武蔵野を語る」(『俳句』昭和30年9月1日発行)も全部収録しています。

角川源義、山本健吉、加藤楸邨が柳田に武蔵野、とくに野川にまつわる話を聞くというこの座談会は、今まであまり話題になっていなかったのですが、今後、何かと話題になること間違いなしの必読文献です。

角川、山本、加藤の三人の著作権継承者の方のご協力も得て公開されています。

ぜひ、読んでください。

もちろん、立川の方々の文章も、柳田理解の一助ともなり、武蔵野のよさの発見にもなります。