2月16日、東京會舘で、筑摩書房創立七十周年記念の会が開かれました。
執筆者、出版社、印刷会社などの関係者四百人以上の方が集まり、熱い会となりました。主賓の方達の挨拶のなかで、古田晁・臼井吉見らの創立期の情熱や、倒産前後のエピソードなど、まさにドラマのような話が語られました。改めて、出版社が元気でないと文化は育たないのだと感じました。
記念品に『筑摩書房の三十年』と『筑摩書房 それからの四十年』の本をいただきました。
前者は、復刊本で、私も、柳田の「喜談日録」の解題執筆のときに、お借りしてコピーさせてもらった「名著」です。後者は、今回の七十周年に向けて作った新刊ですが、「社史」を超えて「文化史」となっています。
二冊とも、『筑摩選書』として店頭に並びますので、ぜひ手にとって見てください。宣伝です。