4月18日(水)の夜、遠野市立遠野中学校の修学旅行一泊目の行事、「先輩と語る会」によばれて行ってきました。
もちろん、私は卒業生ではないのですが、メインに話をする、多田一彦さん(遠野まごころネット理事長)と船越由佳さん(シンガーソングライター、遠野市民歌作詞作曲)とお付き合いしていることもあり、そして何より、4月の異動で遠野市の連携交流課長となった石田さんのお誘いを受けたからです。
(石田さんとは、長いお付き合いですが、この二年ほどは東京に来るたびに会っていますので、東京の飲み友だちより頻繁に飲んでいます。)
多田さん、船越さんの話が終わってからは、各クラスに分かれ、大学生と石田さんの友人たちも輪の中に入って「ワークショップ」です。
中学生の質問も、最初は型どおりのものでしたが、慣れてくるとちゃんと対話が成り立って、そこここで笑いやら拍手がわき起こりました。
大学生たちにも、改めて自分の故郷を見直すいい機会であったようです。
圧巻は、最後のお礼の「先輩方へのエール」。
私までエールを送られ、元気をもらいました。
そして何よりも、遠野の子たちの歌声は、心に響きます。
「校歌」と船越さんがつくった「遠野市民歌」もよかったです。
最後に、「この中で、武蔵野の子と交流したり、小学校の時に武蔵野に来た子いますか?」と聞くと、四人の子が手を挙げてくれました。
「私のこと覚えてる」とわたし。
「あっ、消しゴムをくれたおじさん」
「覚えている、覚えている。」と言ってもらえました。
消しゴムとは、武蔵野の子たちとのお別れ夕食会で、わたしが企画したクイズ大会での景品だったのです。
三年前に武蔵野に来た子たちでした。(ちなみに今年度も遠野から武蔵野に子どもたちが来ます。)
終わってから、多田さん、船越さん、石田さんたちと一献。
多田さんと、「遠野まごころネット」の「手紙文庫」の打開策の話をしました。
ちょっと停滞していますが、私がやりたかった支援運動ですので、また近いうちにこの場で提案させてもらいます。
船越さんとは、マネージャーの方と、こちらでやりたい被災地支援のイベントでのコンサートの可能性を話しました。
早く実現できればよいのですが・・・
帰りは、荻窪に住む 獅子踊りの写真集を刊行し、出版業にも進出した中野さんと終電の混んだ電車内で熱く語り合って帰宅。