4月19日夜、東京お茶の水において、遠野遠風会、遠野市被災地支援ボランティアネットワーク(遠野まごころネット)で中心的な役割を担っている多田一彦さんが上京したのを機に、集まりをもちこれからの「支援」のあり方を話し合いました。
多田さんの他、遠野で精力的に取材活動をしている朝日新聞の木瀬公二さん、大槌で被災された臼澤良一さんを囲んで活発な意見交換の場をもつことができました。
ここで話し合われた、具体的な「支援」を提案いたしますので、ご協力をお願いいたします。
遠野からいらした三人の他に集まったのは、よびかけ人の「遠野・「戦慄」ツアー」実行委員の高野、ぴーぷるの山崎と私以外では、柳田冨美子さん(柳田国男の長男故為正さんの奥様)、常民大学運営委員の久保田さんと山口さん、柳田国男研究会の杉本さん、国際NGOで活躍されている篠原さん、静岡のNPO団体をまとめている鳥羽さん、神戸の体験と智恵を持っていらっしゃるNPOの村井さん、大学で運動の研究もされている末村さん、高野さんの友だちで仙台で被災された若生さん、そして多田さんのご家族、いとこ、友人の方たち、全部で23人の方が集まりました。
平日の夜、しかも急なよびかけにもかかわらず 大勢集まっていただきました。
この会からの提案は以下の通りです。
遠野まごころネットの「手紙文庫」運動に協力しよう!!
・被災された方々に、手紙やメッセージを添えて本を送る。
・集まった本は、「まごころネット」で被災地の避難所や施設、学校に届ける。
・手紙やメッセージのコピーしたものを「まごころネット」で保管し、文集や本にして残す。
本と手紙の送り方は、それぞれのやり方で
例 (ア)新刊に近い古本をダンボールにつめ、手紙を添える。
(イ)自分の好きな本を外から見えるような透明の袋に入れ、手紙を添えて
プレゼント用のようにリボンを結ぶ。
(自分の愛読書、好きだった本が流されたり燃えてしまったりで手許にない方が大勢いらっしゃることでしょう。
外から見えるようにというのは、その方たちのためです。)
他にもいろいろなやり方があるでしょうが、要は、手紙を添えるということです。
出版協会が何万冊、ユネスコ協会が何十トンと本を送る運動をすると聞きますが、
こことの違いは、一冊一冊の送り手も受け手も目にみえ、つながりを実感できることです。
そして、何よりも、確実に欲しい人たちの所に運んでくれる方々がいることが強みです。
私は(イ)の取り組みを、学校の先生方や保護者の方々に提案していきます。
「遠野まごころネット」をリンク先に貼り付けましたので、情報を知りたい方はどうぞ。
また、支援金の受付も行っています。
義援金の仕組みにいらいらすることなく、すぐに役だっていいと思います。
「支援」Tシャツも どうぞ!
2000円のうち500円が活動支援金となります。
Tシャツ申し込みはこちらから
支援金 振り込み 口座 は下記の通りです。
東北銀行 遠野支店
3186563
遠野まごころネット代表 佐藤正市
なお、今回の集まりに、TBSのニュース23の制作の方が
いらして取材し、カメラを回していましたので、この運動が動き出したら、ニュースにとりあげられるかもしれません。
要 チェック です。