小田の輪の和

小田の輪ブログ

柳田国男研究詩「森のふくろうへの独言Ⅲ・Ⅳ」『角』第60号(2022.11)、61号(2023.3)

「柳田国男研究詩」の四作目と五作目の作品です。

題材は、「故郷七十年」の故郷と父母の思い出と松岡国男の抒情詩「かぞへし故郷」をつなげて連想したものです。

「義」は大江健三郎からのものではありません。

柳田が桑原武夫の日本人の美徳とは何かの質問に答えて、二つのうちのひとつを「義」と言ったことの衝撃を伝えようと思いました。

柳田の頭のなかに「義」のモデルがはっきりと二人はいたと思われます。

その一人が祖父の真継陶庵ではないかということからこの詩ができました。

もう一人は・・・