庄司和晃先生がお亡くなりになり7年もたってしまいました。
先生の膨大な資料、それも手書き中心の資料を3年の予定でファイル化と目録作成を始めましたが、
このコロナ禍で倍の時間がかかってしまいました。
しかし、いつまでもやっているわけにはいきません。このあたりで一区切り。次の段階に入ることにしました。
写真にあるようにビニールケースにファイル化したものが約500。それの目録が2500項目となりました。
これらは、成城大学教育研究所に保管していただくことになり、今後の活用に資することとなりました。
庄司先生の曼陀羅教育学とも言える全面教育学の全体像がわかるだけでなく、「三段階連関理論」の認識学から、仮説実験授業、柳田社会科、コトワザ教育などの教育実験、柳田国男論に至る膨大で深淵な先生の足跡を辿ることができます。
今後、庄司和晃先生の実験と理論の両面での業績に光が当たることは間違いなく、若い人たちにも広く利用されることを望んでいます。
ご興味、関心ある方は、成城大学教育研究所からの公開の案内まで、今しばらくお待ちください。