かわさき市民アカデミーの連続講座で、柳田と川崎の因縁をお話してきました。
「水曜手帖」の遠足、丸山教三世教主伊藤葦天とのこと、「榎戸懐古」の柳田の主張、柳田社会科の実験場は成城学園だけでなく、川崎にもあったことなどをお話しました。
『先祖の話』から「魂の行方」、「世々の父母」での柳田の主張が、具体的に生田春秋苑の墓所にあることも
「柳田と川崎」を語る上では欠くことができません。
次回は、登戸から榎戸を歩き、柳田のお墓にもお参りしてこようかと思っています。
終了後、質問に来たY君へ。
短い時間でしたが、貴方のセンスは素晴らしいものがあると感じました。
「後藤総一郎はすごい人、常民大学の本も読んでいます。」から始まって
「柳田を継承していたのは亡くなった鶴見俊輔、現代の最高の物書きは芹沢俊介。」
(おなじシュンスケさんでしたね)
の言葉にはびっくりしました。
若いのになかなかの洞察力です。
芹沢さんとは、全面教育学研究会でお呼びして以来、『柳田国男全集』の月報に
書いていただいたりした仲でしたのでうれしかったです。
できたら、講義を聴いてから質問に来て下さいね。
いつかじっくりとお話しましょう。
これを見ていたら、コメントしてみてください。
公開しないで返信させてもらいますから・・・