10月報告が遅くなりましたが、品川シルバー大学での二回の話と、第28回常民大学合同研究会を無事終えることができました。
復興支援のなかに『遠野物語』を組み込んでくれた担当者の感覚に敬意です。
こうした取り組みが広がることを願っています。
10月26日27日は、日暮里のホテルラングウッドで「第28回常民大学合同研究会」が開かれました。
今回は、戦後社会教育史にきちんと「常民大学」を位置づけようとプロジェクトを立ち上げた地域文化研究会の方々との合同の会でした。
故後藤総一郎先生が「生活者の学び」「自己認識の学」を旗印に始めた私たちのの研究会も、後藤先生亡き後、十年にしてやっと花開いてきた感じです。
柳田学のなかから「自己認識の学」あるいは「自己表出の史学」を抽出し、後藤民俗思想史との結合をこれからも求め続けます。